拠点の若手研究者紹介
東京工業大学 元素戦略研究センター 舟窪研究室 研究員
小寺 正徳 Masanori Kodera
研究者になった動機
中学生くらいのときに太陽光発電に興味をもったのがきっかけで、人類が直面する多くの課題を科学の力で解決できる人間になりたいと思ったから。
アピールポイント
興味の対象が広く、なんにでも首を突っ込んでいくのが自分の良さだと思っているので、既存の学問分野の枠にとらわれることなく興味があることはどんどん挑戦していきたいです。
研究のやりがい、面白さ
機能性無機材料はほんの少しの違いで特性に大きな影響が出ますが、一方で、その理由についてはまだまだわからないことだらけです。その謎を解き明かすために暗中模索しながら既存の材料を凌駕する新材料を開発することにやりがいを感じます。
やってみたい研究
エネルギー問題全般に興味があるので、太陽光やそれ以外のエネルギー蓄積・利用に関する研究は自分の専門分野以外についても機会を見つけてすこしずつ勉強していきたいです。また将来的には材料開発をベースにしながらも、デバイス開発や公共政策的な観点など、さまざまなスケールでの科学を研究したいと思います。
研究以外で、やってみたいこと、興味があること
囲碁、将棋、サッカー、テニスはするのも見るのも好きです。子供がもう少し大きくなったら家族で囲碁の大会に出たいと思っています。
小寺 正徳
Masanori Kodera
東京工業大学 元素戦略研究センター 舟窪研究室 研究員
主な経歴:
2018年3月、東京大学工学系研究科化学システム工学専攻・博士課程を修了。可視光応答性水分解光触媒の開発に関する研究で博士(工学)を取得。同年4月より現職。現在の研究は新規誘電体・強誘電体薄膜の作製と特性評価。
普通自動車運転免許
主論文:
- [1] Masanori Kodera, Haruki Urabe, Masao Katayama, Takashi Hisatomi, Tsutomu Minegishi, Kazunari Domen, ‘Effects of flux synthesis on SrNbO2N particles for photoelectrochemical water splitting’, J. Mater. Chem. A, 2016, 4, 7658 – 7664
- [2] Masanori Kodera, Yosuke Moriya, Masao Katayama, Takashi Hisatomi, Tsutomu Minegishi, and Kazunari Domen, “Investigation on nitridation processes of Sr2Nb2O7 and SrNbO3 to SrNbO2N for photoelectrochemical water splitting.” Scientific reports, 2018 (Oct. 26th), 8.1, 15849
連絡先:
e-mailアドレス
kodera.m.aa(at)m.titech.ac.jp
*(at)を@に変換してください。