拠点の若手研究者紹介
物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点 電子セラミックスグループ 元素戦略プロジェクト ポスドク研究員 李 廷廷 Tingting Li

研究者になった動機

思いついたアイデアを手作業で実行することが好きな私は大学から材料への深い興味をもちました。学部レベルでは知識が不十分なので、より深く勉強するために博士まで進学しました。蛍光体やセラミックス粉末の低温焼結体の作製および評価は手と頭を使った研究であり、毎日が楽しく充実しています。

アピールポイント

好奇心が強く、地道に多くの実験を行うことで、結果を導く目標達成力のある人間です。外向きな性格で新たな環境にすぐに慣れる高く適応力をもっています。さまざまな問題があっても可能性を予想し、多くの人と協力することで乗りかえます。また、健康には自身があります。

研究のやりがい、面白さ

実験を行っていて、予想通りの良い結果が出ることがあると嬉しいです。一方で、分からない結果や不思議なことに対して、いろいろな検討をして、何回失敗してもあきらめず解決した瞬間、目の前がぱっと明るくなり、やりがいを感じます。これも研究の魅力だと思います。

やってみたい研究

今の研究を続けて、焼結しにくい酸窒化物粉末を用いて、緻密性が高く優れた誘電特性をもつ焼結体を低温で作製する方法の開発に挑戦したいです。焼結のメカニズムを理解し、さまざまな酸窒化物粉末の焼結ができるようになりたいです。将来的には、これまでの専門にこだわらず社会に貢献できる研究を行い、日中友好のかけ橋になりたいです。

研究以外で、やってみたいこと、興味があること

バトミントンが好きで中学からずっと続けてやっています。また、旅行が好きなので、やってみたいことは、世界中の違う文化や景色とおいしい料理を体験したいです。

李 廷廷
Tingting Li

物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点 電子セラミックスグループ 元素戦略プロジェクト ポスドク研究員

主な経歴:

2009年10月ハルビン商業大学材料工程学科卒業後、来日しました。埼玉大学大学院物質材料研究科の研究生を経て、2012年博士前期修了、2015年9月後期課程修了し、学位論文「二波長フォトルミネッセンス法による酸窒化蛍光体内部の非発光再結合準位の研究」で博士号を取得し、同年11月、現職につきました。
主に低融点ガラスを焼結助剤として誘電体材料を焼結し、比較的低温で緻密な誘電体の合成を実現するための研究をしています。

普通自動車運転免許

主論文:

  • [1] T. Li, Y. Kotsuka, N. Kamata, T. Fukuda, Z. Honda and T. Kurushima, “Trap and Nonradiative Centers in Ba3Si6O12N2:Eu2+ Phosphors Observed by Thermoluminescence and Two-wavelength Excited Photoluminescence Methods”, Optics Express 23(13), 16511-16516 (2014).
  • [2] T. Li, H.Segawa, N. Ohashi, “Sintering behavior and dielectric properties of BaTiO3 doped with BaO-Bi2O3-B2O3 glasses”, Ceramics International 44, 13004-13010 (2018).

連絡先:

e-mailアドレス
li.tingting(at)nims.go.jp
*(at)を@に変換してください。